3. 止血法

 体表の出血の原因は、切り傷、咬み傷、刺し傷、開放性骨折などの外傷の他、腫瘤の破裂による出血などです。いずれにしろ突発的な場合がほとんどですから、冷静に出血部位 の確認と出血量の判断をしなくてはなりません。
  大出血の場合は当然ですが、少量の出血でもできるかぎり獣医師に見せることです。


●ポイント 1
 獣医師に見せるまでの間、あなたのすべきことは止血です。
 傷の上に直接、厚いガーゼか清潔な布をあてて圧迫して止血します。指で押さえつづけたあと、圧迫しているガーゼや布を絆創膏でとめてもよいでしょう。
  目や耳など絆創膏を使いにくいところでは、圧迫止血をしている布の上から包帯を用いて固定します。

●ポイント 2
 四肢などで圧迫だけでとまらない場合、止血帯を使います。
 幅広の止血帯を傷口の心臓よりにかけ、2重にまわした後、一度結び、短めの棒を止血帯の上に置き、もう一度結びます。出血が止まるまで、棒をねじり固定します。

× 止血帯を使用したときはすぐに動物病院へ行って下さい。
 刺し傷のところに異物があった場合、それを取り除こうとしてはいけません。  
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