10. 皮膚

 まず大切なことは、皮膚に何か異常を見つけたら、絶対に自分で治療をしてはいけないということです。皮膚病の原因は、ノミ、ダニなどの寄生虫、アレルギー、栄養、ホルモン、細菌、カビなどきわめて多様にわたっています。いうまでもなくそれぞれ治療法が異なっているからで、治療法を間違えると極端に悪化してしまう場合がよくあります。

副腎皮質機能亢進症の典型的な外見。左右対称性の脱毛

●ポイント 1
 ここでいう皮膚の異常とは、(1)
かゆみ(2)脱毛(3)発赤(4)湿疹(5)腫瘤(6)フケなどで、これらが重複してみられる場合がほとんどです。
(1)かゆみで注意する点は、その程度と、かゆみが始まったときに、皮膚に発赤、湿疹などがすでにみられたかどうかです。
(2)脱毛で大切な点は、脱毛が体のどの部位から始まったかという点です。
その他の点では、その皮膚病変がどういう経過をたどっているかが大切なことです。

●ポイント 2
 年齢、性別、犬種、それ以外にも外部寄生虫の有無、食餌、生活環境、去勢・避妊手術の有無、使っているシャンプーの種類などが大切な点になります。

× 以上のような点に注意して動物病院へ行って下さい。
もう一度繰り返しますが、決して皮膚病は自分で治療しないでください。


     前のページへ 次のページへ