11. 発熱

 元気や食餌の量にふだんとは変わった点がみられ、体をさわって何となく熱く感じたら、熱があるかもしれません。救急箱に入っている小児用(動物用)体温計が役に立つときです。

●ポイントー1
 「小児用体温計の使い方」
(1). 先端に潤滑剤(普通の食用油で十分です)をぬります。
(2). 猫のしっぼを持ち上げて、肛門を確認しゆっくりと体温計を直腸の中へ進めます。
(3). 決して無理矢理押し込んではいけません。肛門のゆるみに合わせて、ゆっくり最低でも体温計の長さの半 分は入れてください。
(4). 2〜3分間そのままにしておきます。
(5). 体温計をぬきとり、周囲についた糞を拭き取って、目盛りを読み取ります。猫の平熱は37.5℃〜38.5℃くらいですが、興奮するとすぐに39.0℃くらいにまで上昇してしまいますので、注意してください。




 体温計の目盛りが39.5℃以上の場合は、明らかに熱があると考えてよいのですが,状熊がさほど悪くなければ、1時間くらい間を置いて、もう1度計るようにしてください。それでも39.5℃以上であれば、できるだけ早めに動物病院へ行って下さい。
動物用体温計
(動物病院、ペットショップで購入できる)
●ポイント2
 猫は、犬と違ってあまりパンティング(ロをあけて,せわしなく呼吸をすること)をしない動物です。にもかかわらず、パンティグがみられた場合には、よほど暑いか他の病気が考えられます。

×  熱があったからといって、絶対に人間用の解熱剤をのませてはいけません。熱の原因は、極めて多岐にわたっていますし、人間用の解熱剤には,猫に対して毒性の強いものが多いからです。早めに動物病院へ行って下さい。

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