9. 膿瘍

 猫同士のけんかのあとに、膿瘍 (皮下が化膿して膿がたまる状態)が猫では多くみられます。この膿瘍はしばらくすると、皮膚が破れて中から膿と血液の混ざった膿汁が多量に出てきます。こうなると、傷口はかなり大きくなり、自然治癒が長引いたり、皮膚移植など治療が複雑になる場合が多いものです。


猫同士のけんかによる膿瘍
●ポイント1
 皮膚が破れる前に、外科的に切開して膿を排出する必要があります。早めに動物病院へ行って下さい。
 もし、皮膚が破れて中から膿汁が出てきた場合には、ガーゼやティッシュで押し出しながら膿汁を拭き取って、オキシドールや温めた塩水(500ccの水に小匙一杯の塩)で洗ってください。
  その後、すぐに動物病院へ行って下さい。

 

自滅するまでにメスを入れて膿を除去する
 夏など、皮膚が破れたまま放っておきますとハエが傷口に卵を産みつけて、ウジがわいて皮膚の中に潜行していくこともあります。特に肛門の周囲などに膿瘍ができて、破れた場合には注意が必要です。

 
× ウジかわいたからと言って、殺虫剤などを傷口に散布しないでださい。殺虫剤中毒など、さらに悪い状況になることもあります。
 ウジがわいたら早急に動物病院へ行って下さい。

 

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