8. 貧血
貧血とは病名ではなく兆候をいいます。循環血液中の赤血球の数が、減少している場合にみられる症状です。ですから、貧血には様々な原因が考えられます。酸素を運搬するのが赤血球の役目ですから、貧血の猫は酸素欠乏となり、呼吸があらく、元気なく寝てばかりというようになります。
貧血の診断や治療は思ったより複雑で困難な場合が多いものです。なるべく早めに動物病院へ行って下さい。 |
●ポイント1
貧血の原因としては、慢性の肝・賢臓障害、出血性疾患(外傷、寄生虫による吸血、内臓損傷、血液凝固機構異常など)、骨髄障害(白血病、慢性腎炎など)、猫伝染性貧血(ヘモバトネラ症)、鉄欠乏などがあります。
症状は鼻や粘膜、口内粘膜、舌の色が青白くなります。 |

まず,貧血の原因を捜すことが重要です。
原因を調べるためには血液の検査や骨髄の検査、X線検査など詳しい検査が必要になることもあります。
●ポイント2
動物病院に行く場合には、できるだけ便や尿を持参してください。殺鼠剤のなかには血液凝固に異常をきたすものがあります。殺鼠剤を食べた疑いがある場合には、必ず獣医師にその旨を話してください。
貧血がみられるからといって、勝手に鉄剤やビタミン剤などを与えないでください。
まずは、原因を捜すことが大切です。早めに動物病院へ行って下さい。 |
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